UX & WordPress

WordPress標準のカスタムフィールドでの話。

例えば、イベント情報サイトの投稿ページに ‘開催日’ のカスタムフィールドを作りたい場合に、開催日が３日あったとしよう。

• 開催日: 2019年5月11日(土曜日)
• 開催日: 2019年5月18日(土曜日)
• 開催日: 2019年5月25日(土曜日)

入力は単純に ‘開催日’ というキーのカスタムフィールドを３つ追加すれば良い。

しかし、入力した３つぞれぞれの値を表示させるのには一手間かかった。
the_meta()やget_post_meta()を普通に使うと、デフォルトでカスタムフィールドのキーの値は１つしか取得することが出来無い。

投稿画面では入力内容として保持されているので、表示できないはずはない。

探っていくと、次のようにすることで全ての値を取得できることが分かった。

<?php
  $list_data = get_post_meta( $post_id, '', false );

  for ($i = 0 ; $i < count( $list_data ); $i++):
  
    list( $key , $val ) = each( $list_data );
    if( !is_protected_meta( $key ) ):
  
      foreach ( $val as $valinc ):
?>
	<h3><?php echo $key; ?></h3>
	<span><?php echo $val; ?></span>
<?php
      endforeach;
     endif;
    endfor;
?>

1. get_post_meta の第３引数で false を渡す。
   ※初期値も false のはずだが渡した場合と挙動が違うような？
2. for文でキーの数だけカスタムフィールドをリスティング。
3. foreachで同一キーに、重複してセットされた値を（キーとともに）表示。

一歩前進。